サンドピクチャーのメンテナンスは難しい
サンドピクチャー(スクリーニ)を購入して約2年になります。いままで2回メンテナンスをしました。
メンテナンスの内容は次の通りです。
メンテナンス後は、空気と水の量が適度な状態でいいのですが、その状態を維持するのは難しいと感じています。
1回目のメンテナンス
メンテナンスをした時期は、忘れてしまいました。
水が減ってきたので、精製水を補充して、空気の量を調節しました。
その後、数日すると空気が全部抜けてしまいました。
2回目のメンテナンス
メンテナンスをしたのは、去年の10月頃だったと思います。
サンドピクチャーに空気がまったく入っていない状態だったので、水を抜いて、空気を入れました。空気の量はスケールを使って、ちょうどいいぐらいにしました。
その後、2カ月経った12月頃には、空気がたくさん入っている状態になりました。
空気が多いときの楽しみ方は、こちらに詳しく書いています。
なぜ状態が変わってしまうのか?
メンテナンスをしても、空気が減ってしまったり、増えてしまったりと、困ってしまいます。そこで、どうして状態が変わってしまうのかを考えてみました。
*以下、自分の想像ばかりなので、正しいとは限りません!
水は本当に蒸発するのか?
サンドピクチャーの説明書には、水が徐々に蒸発していきますと書かれています。
サンドピクチャーには、メンテナンス用として直径1ミリ程度の穴が4個あります。その穴の奥には、密度の高いスポンジのようなものが置かれています。メンテナンス用のインジェクタを刺したときの感覚は、メラミンスポンジのような感じです。
このようなスポンジ(のようなもの)があるので、サンドピクチャーの内部と外界とは、つながってはいるが隙間はほとんどないと思われますので、1ヶ月や2カ月でサンドピクチャの水量が目に見えて変化するほど、蒸発速度は速くないと思います。
その一方で、スポンジなので、空気はある程度自由に出入りできるのではないでしょうか?
なので、メンテナンス終了後に数カ月で空気の量が変化するのは、そもそもメンテナンス終了時の水量が適切ではないと考えられます。
サンドピクチャーが安定する状態は?
サンドピクチャーを構成する2枚のガラスの間隔はある程度変化します。実際、指で両側からつまんでみると、微妙に動きます。
2枚のガラスの間隔には、納まりのいい間隔があるのではないかと思います。フレームの分厚さや砂の量、水の量、大気圧などが関係するのかな。
そして、その納まりのいい間隔に対して、
- 水が多いとき、空気がだんだん抜けてくる。
- 水が少ないとき、空気がだんだん増えてくる。
のではないかと思います。
1回目のメンテナンスでは、水の量が多すぎたので、空気が抜けてしまった。また、2回目のメンテナンスでは、水の量が少なすぎたので、空気が入ってしまった。という具合だったのでしょう。
では、どうやってメンテナンスするのか?
以上のように考えたので、自然のチカラも利用しつつ、ある程度の時間をかけてメンテナンスするのがよいかなと考えています。
- 水を補充しつつ空気を全部抜いて水を一杯に入れる。
- 数日間放置する。
- 空気の量を確認する。
a.空気の量が少ないとき、水を少し抜いて空気を入れて、2に戻る。
b.空気の量が適量のとき、メンテナンス終了。
c.空気の量が多いとき、空気を抜いて水を入れて、2に戻る。
また、精製水を手に入れて、メンテナンスをしてみたいと考えています。
【追記】実際にメンテナンスを始めてみました。こちらの投稿に書いてます。
まとめ
- サンドピクチャーのメンテナンスの難しさについて考えました。
- 水は、そんなに蒸発しない。
- 空気は、ある程度出入りできる。
- メンテナンス終了時の水量がポイント。
- サンドピクチャーのメンテナンス方法について考えました。
- 空気を全部抜いて、少しづつ空気を入れていく。
- 自然のチカラも利用しながら、時間をかけてメンテナンスする。
うまくメンテナンスできるかな?
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